お店に出勤するときとは違います
ネットで検索してある程度候補を絞り込んだとしても、最終的には不動産会社の店舗に足を運ぶことになります。
早速問題ですが、どんな服装で行けばいいでしょうか?
ここが注意のしどころ。不動産屋に行くときには、見た目の印象に特に気をつけなければなりません。なぜなら、その人を見たときから、不動産屋の「見た目審査」が始まっているからです。不動産屋の営業としても、出来るだけ「きちんとした人」に物件を貸したい、という大家さんの意向に、出来るだけ沿いたいと考えているのです。
具体的に言うと「きちんとした人」とは、
- 社会的常識を備えている人
- 堅実に勤めていそうな人
- トラブルを起こさなそうな人
のことを指します。
忘れては行けないのは、この「きちんとした人」かどうかは、ほぼ見た目の印象で判断されます。ですので、「きちんとした人」に見られるような服装・メイクで行かなければなりません。
今日はそのポイントについて説明します。
注意するポイントとは?
まずは注意すべきポイントを箇条書きで説明します。
- 髪の毛を盛らない
- 肌の露出を避ける
- ヒールよりフラットな靴で
- アクセサリーは最小限
- ネイルはNG
- ナチュラルメイクで
お店に出るときのような盛り髪はNGです。OLさんに見えるような髪型を心がけましょう。ロングの人は、髪の毛をひとつで括り、顔回りをすっきりさせると印象がアップするかもしれません。
次に胸元が広く開いた服装はやめておいた方がいいでしょう。身体の線があまり出ない方が好ましいです。オフィス街を歩いても浮かない色使いのものを選びましょう。足を出すのもほどほどにしておきましょう。
高めのヒールは、足が綺麗に見えるので接客では必須アイテムですが、どうしてもナイトワークのイメージを彷彿とさせるものでもあります。 スニーカーでとまではいいませんが、なるべく踵が低いものを選ぶ方がベターです。
キラキラのアクセサリーが身体の至るところで光っていると、どうしても「チャラチャラしている」という印象を与えてしまいがち。不動産会社を訪れるときは、最小限にとどめましょう。
髪の毛同様、ネイルも盛ってはいけません。昼の世界では、女性のネイルに抱く男性の印象は、あまりいいものではありません。爪は短めで、マニキュアを塗るとしても、肌の色に近い、ナチュラルな印象のものにしておくことをおすすめします。
女性のメイクは、その人の属性を示す重要なポイントです。目の周りを色んなカラーで塗り分け、くっきりアイラインで強調して、付け睫毛&がっつりマスカラ…これは、THE・水商売とでも言うべきメイクです。
お店では、あなたの魅力を十分に発揮できるメイクでも、人柄を見きわめられる不動産屋ではふさわしいとは言えません。
メイクはあくまでナチュラルに仕上げましょう。
具体的には、アイメイクも抑えめ、チークや口紅も、赤すぎるものはやめておいた方がいいでしょう。
以上のことに気をつけた上、丁寧な話し方を心がければ、あなたの印象はぐっとよいものになるはずです。
昼職の面接のような話をしてしまいましたが、要は不動産屋さんから、「この人に是非いい部屋を紹介してあげたい」と思ってもらえるように思われることが重要です。